DMM.make AKIBAを見学してきました。場所は富士ソフト秋葉原ビル。ヨドバシカメラの近くです。
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淡路町駅方面から富士ソフト秋葉原ビルに向かう途中 |
見学ツアーは、平日毎日2回行われているようです。指定時間に、指定場所に集まるだけで見学させて頂けました。詳しくは、DMM.make AKIBAのサイトに「見学ツアー」のお知らせが記載されています。
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集合場所付近 |
僕が見学した日は、外国から見学に来た(と思われる)方々や、ベビーカーを押しながら家族で見学に来ている方々もいました。見学前にいろいろ書類に記入したり、見学後にアンケートに答えたりするのかと思っていたのですが、そういうことは一切ありませんでした。
サイトには見学ツアーは30分程度と記載されていましたが、実際には1時間位かけて丁寧にフロアを説明して頂けました。(30分しか時間がない人には30分で説明して頂けるようでした。)
個人的に興味があった部分をピックアップします。
工具類
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工具 |
マシニングセンタ
5軸(x,y,z,a,b)の加工ができるらしいです。
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マシニングセンタ |
デザインブース
3Dモデリングデータを切削用に変換する場所らしいです。
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デザインブース |
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利用できるソフトの説明 |
試験装置
梱包振動試験機、荷重試験機、熱衝撃試験機、恒温恒湿試験機、恒温槽、耐水試験装置、電波暗室などがありました。
これらの装置で、例えば
- 梱包品を振動させたり
- 急激に暑くしたり、寒くしたり
- 湿度が高い状態を作り出したり
- 水深30mの圧力をかけたり
して製品の検査が行えるそうです。
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梱包品の振動テスト |
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電波暗室 |
電子回路系
サージ発生器やオシロスコープなどがありました。
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オシロスコープなど |
PCBエリア
入り口にエアカーテンがありました。簡易クリーンルームになっているそうです。半田自動印刷機、自動実装機、X線検査装置、リワークマシンなどがありました。基板実装に必要な装置がすべて揃ってました。
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表面実装機 |
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窒素のゴムホース。半田リフロー炉に充填するらしい |
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X線検査装置 |
まとめ
製品を生み出すための工具や機器も素晴らしかったのですが、量産を見据えた様々な検査機器の充実が興味深かったです。ここから世に出て行く製品は安心して使えそうです。
これからどのような製品が生み出されていくのか楽しみです。
フロアを説明して頂いた方、ありがとうございました!