CentOS7でfirefoxの自動更新を無効にする

2020年1月15日水曜日

Linux

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CeontOS7にインストールしたfirefoxのバージョン(68.2.0esr)を固定したかったのですが、設定→Firefoxの更新動作で「更新の確認は行うが、インストールするかを選択する」を選択しても自動的に更新されてしまいした。更新処理を無効にするには、policies.jsonという設定ファイルが必要になるようです。

CentOS7への任意のFirefoxのインストール

まず、CentOS7への任意バージョンのFirefoxのインストールは次の手順で行えます。
1.必要なバージョンのFirefoxを公式サイトからダウンロードする。
2.ダウンロードしたデータを展開する
適当なディレクトリにデータを展開します。以下の例では、/opt/firefox/68.2.0esrにデータを展開しています。

$bzip2 -d firefox-68.2.0esr.tar.bz2
$tar xvf firefox-68.2.0esr.tar
$mv firefox /opt/firefox/68.2.0esr

3./usr/bin/firefoxにシンボリックリンクを作成する
2.で展開したディレクトリ内にあるfirefoxの実行ファイルを/usr/bin/firefoxにシンボリックリンクします。

$ln -s /opt/firefox/68.2.0esr/firefox /usr/bin/firefox

Firefoxの自動更新を無効にする

自動更新を無効にする方法は、こちら(Disabling Firefox updates)を参考にしました。
firefoxの実行ファイルが存在するディレクトリ内に、distributionという名前のサブディレクトリを作成し、その中にpolicies.jsonという自動更新の無効化設定ファイルを格納します。

$mkdir /opt/firefox/68.2.0esr/firefox/distribution

格納するpolicies.jsonの中身

{
  "policies": {
    "DisableAppUpdate": true
  }
}

確認

firefoxを起動して設定→一般を確認すると、「システム管理者により、更新が無効化されています」と表示されます。
更新無効確認

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