Windows10に
labelImgをインストールした時のメモです。labelImgは、AIの学習用画像データ作成などに利用できるツールです。 公式gitサイトの簡単な手順の説明を、実際に試してみました。
pyrcc4 -o line/resources.py resources.qrc
For pyqt5, pyrcc5 -o libs/resources.py resources.qrc
python labelImg.py
python labelImg.py [IMAGE_PATH] [PRE-DEFINED CLASS FILE]
labelImgのインストール
Python3のインストール
まずWindows用のPython3をダウンロードします。今回は
Windows x86-64 executable installerをインストールしました。
ダウンロードしたpython-3.8.1-amd64.exeをクリックすると、次のようなウィンドウが表示されます。ここで、Add Python 3.8 to PATHをチェックしておくと、自動的にサーチパスに追加されます。チェックしないと、インストール後に自分でパスの設定を行う必要があります。
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Python3のインストール |
install Nowを押すとインストールが始まります。インストールが終了すると、次のウィンドウが表示されます。
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インストール完了 |
正常にインストールできていれば、Windows PowerShellからpythonで起動できます。python3ではなくpythonで起動するようです。
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python3の起動確認 |
PyQt5のインストール
Windows PowerShellで"pip install PyQT5"を実行するとPyQt5がインストールされます。
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PyQT5のインストール |
pipが古いというワーニングが出ていますが、インストールには問題ないようです。
lxmlのインストール
続いて、"pip install lxml"を実行するとlxmlがインストールされます。
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lxmlのインストール |
labelImgのインストール
最後に、Windows PowerShellで"
git clone https://github.com/tzutalin/labelImg.git"を実行してlabelImgを適当なディレクトリにクローンします。gitは事前にインストールしておきます。たまたまなのか、クローンに結構時間がかかりました。
クローンしたディレクトリに移動し、公式サイトに書いてある通りWindows PowerShellで次のコマンドを実行すると、labelImgのウィンドウが表示されます。
cd labelImg
pyrcc5 -o libs/resources.py resources.qrc
python labelImg.py
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labelImg |
次回からは、python labelImg.pyだけで起動します。labelImgのインストールは結構手間がかかりました。インストールに関してだけ言えば、同じようなツールの
VOTTの方が楽です。