VirtualBoxのCentOS7ゲストの共有フォルダ設定(コンソール)

2020年8月25日火曜日

CentOS7

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VirtualBoxにコンソール専用(GUIなし)のCentOS7をゲストOSとしてインストールした時の、ホストOSとの共有フォルダ設定のメモです。VirtualBoxのバージョンは6.1です。

GuestAdditionの設定

共有フォルダの設定を行うには、Guest Additions CDのインストールが必要になります。 Gest Additions CDのインストールにはコンパイラが必要になるので、まずgccやmakeなどをyumでインストールします。インストールが終わったら、一旦ゲストのCentOS7をリブートします。

#yum -y install gcc kernel-devel make bzip2
#yum update kernel
#reboot
次に、VirtualBoxのDevicesメニューからInsert Guest Additions CD image...を選択します。
CDのイメージは、/dev/cdromに存在するので、これを適当なディレクトリにマウントします。ここでは/mediaにマウントします。マウント後、/mediaに移動してVBoxLinuxAdditions.runを実行します。エラーなどが発生しなければ、Guest Additions CDのインストールはこれで終了です。

#mount /dev/cdrom /media
#cd /media
#./VBoxLinuxAdditions.run

共有フォルダの設定

DevicesメニューのShared Folders->Shared Folders Settings...を選択して、共有フォルダの設定を追加します。

Folder Pathは、共有するホストOSのディレクトリを指定します。Folder Nameは、ゲストOS側でのフォルダ名を指定します。Folder Nameは、mountでの共有フォルダ元の指定に利用します。Mount pointは、ゲストOS側のマウント先です。この設定例の場合、ゲストOSの/host_sharedディレクトリにホストOSの***setupディレクトリがマウントされます。ゲストOSのリブート後、共有フォルダがmountされていない場合は、次のコマンドで明示的に共有フォルダをマウントできます。


#mount -t vboxsf shared /host_shared

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