GuestAdditionの設定
共有フォルダの設定を行うには、Guest Additions CDのインストールが必要になります。 Gest Additions CDのインストールにはコンパイラが必要になるので、まずgccやmakeなどをyumでインストールします。インストールが終わったら、一旦ゲストのCentOS7をリブートします。
#yum -y install gcc kernel-devel make bzip2
#yum update kernel
#reboot
次に、VirtualBoxのDevicesメニューからInsert Guest Additions CD image...を選択します。
CDのイメージは、/dev/cdromに存在するので、これを適当なディレクトリにマウントします。ここでは/mediaにマウントします。マウント後、/mediaに移動してVBoxLinuxAdditions.runを実行します。エラーなどが発生しなければ、Guest Additions CDのインストールはこれで終了です。
#mount /dev/cdrom /media
#cd /media
#./VBoxLinuxAdditions.run
共有フォルダの設定
DevicesメニューのShared Folders->Shared Folders Settings...を選択して、共有フォルダの設定を追加します。Folder Pathは、共有するホストOSのディレクトリを指定します。Folder Nameは、ゲストOS側でのフォルダ名を指定します。Folder Nameは、mountでの共有フォルダ元の指定に利用します。Mount pointは、ゲストOS側のマウント先です。この設定例の場合、ゲストOSの/host_sharedディレクトリにホストOSの***setupディレクトリがマウントされます。ゲストOSのリブート後、共有フォルダがmountされていない場合は、次のコマンドで明示的に共有フォルダをマウントできます。
#mount -t vboxsf shared /host_shared