CBT試験を受けてみた

2015年8月23日日曜日

その他

t f B! P L
初めてCBT試験を受けました。CBTはComputer Based Testingの略で、コンピュータを使ったテストです。普通の試験では試験会場で問題と解答用紙が紙で配られますが、CBTではPCの画面に問題が出て、マウスやキーボードの操作で正解を解答します。受験したことはありませんが、情報処理分野で有名なITパスポート試験もCBTのようです。僕が試験を申し込んだサイトでは次のような試験が紹介されていました。
  • 世界遺産検定
  • 美術検定
  • 家電製品資格試験
  • 貸家経営試験
  • 相続診断士資格試験
  • P2M資格試験
など

CBT試験の体験

試験会場に行く

試験を申し込んだ会場に行きます。会場は試験を申し込む時に最寄の場所を自分で選べます。「試験会場には30分~5分前に来てください」とのことだったので、少し早めですが40分位前に会場に到着しました。

受付

試験会場はあるビルの一室で、受付は歯科のようでした。

photo credit: The X at Reception via photopin (license)
僕はかなりラフな服装で行ったのですが、他の受験者はスーツ姿で緊張感が漂っていました。どうも入社試験などもCBTで行っている場合があるようです。本人確認などが行われた後、持ち物をすべてロッカーに保管します。腕時計もはずすように注意されました。ロッカーに持ち物を保管した後、どうすればよいのか良くわからないのと、まだ申し込んだ試験時間に余裕があったので椅子に座っていると、「準備ができたのなら試験会場に案内します」と言われました。試験の開始時間は正確に申し込んだ時間でなくても良いようです。

試験開始

試験会場には机にデスクトップ型のPCを置いた席が多数ありました。オープンスペースのネットカフェに近いです。

photo credit: Internet Cafe, 2 AM via photopin (license)
隣の机との間には簡単な仕切りがあります。PCのOSはWindows7でした。受付で手渡されたユーザー名とパスワードで試験のシステムにログインします。試験の開始は、画面のクリックで自分で始めます。試験を開始すると、試験終了までのカウントダウンが画面に表示されます。

試験中

僕の受けた試験は多肢選択方式だったので、画面の問題を見ながら正解の選択肢を選んでマークするだけでした。PCの画面を見ていると、普通に仕事をしているような気分になってしまい、気持ちを切り替えて集中するのにに30分くらいかかってしまいました。 試験会場には別の試験を行っている人が多数います。例えば、隣の席では英会話の試験をやっていたりします。英会話の試験では、PCのマイクに向かって英語で解答を吹き込むようで、試験中にずっと英語が聞こえてきたりします。これではさすがに集中できないので、その対策として耳栓用のヘッドフォンが各自に用意されています。

試験終了

試験の終了は、制限時間内に画面上の「試験終了」ボタンをクリックするだけです。通常の試験と違って、CBTではすぐに合否の結果が出ます。結果は画面に表示されます。「画面をプリントしてから部屋を退出してください」と画面に出るのですが、専用のプリントボタンなどは特になく、Windows7の標準プリント機能を使って印刷する部分にかなり戸惑いました。プリンタは全く別の部屋にあるようで、印刷が成功したのか失敗したのかがさっぱりわかりませんでした。 不安を感じながら試験会場の部屋から出ると、印刷された試験結果を係員の人から手渡されました。これで試験は終了です。

感想

僕の受けた試験は80分だったのですが、ずっと液晶画面を凝視していたのでかなり目が疲れました。紙ベースの試験は静寂の中で行われますが、CBTではクリック音やキーボードを叩く音も聞こえてくるので、試験会場が満員の時は集中するのに努力が必要かもしれません。

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