MacとiPad/iPhone間の写真や画像の転送は、標準機能のAirDopだけで出来ます。
MacからiPad/iPooneへの転送も、その逆のiPad/iPhoneからMacへの転送も出来ます。写真や画像を転送したい機器 がWi-Fiでつながっていれば、ケーブルなどは不要です。iCloudの設定やiTunesの設定も必要ありません。
試した環境はMacがmacOS Mojave 10.14.6、iOSが12.4.1ですが、AirDopが使えるOSバージョンであれば、以下の方法で転送できると思います。
iOSからMacへの転送
次の手順で、iOS(ここではiPad)のPhotosから、MacのDownloadsに画像が転送されます。
(日本語環境だと、Photosは"写真"でDownloadsは"ダウンロード"だと思う。)
Mac側の準備
ファインダーを開いでAirDorpを選択しておきます。Mac側の準備はこれで終わりです。
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AirDropを選択 |
iOS側の操作
Photos(写真)を起動します。
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Photosを起動 |
転送したい画像を選択します。この例ではホーム画面のキャプチャした画像を選択しています。次に、シェアボタンをタップします。
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シェアボタンをタップ |
複数の画像を転送する場合は、その数だけ選択します。
画像を選択したら、AirDropで共有されている転送先のMacをタップします。
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画像を選択して転送先のAirDropをタップ |
しばらくすると、転送先MacのDownloadsディレクトリに、iOS側で選択した画像がダウンロードされます。
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Macに画像が転送される |
MacからiOSへの転送
iOS側の準備
Settings(設定)のGeneral(一般) からAirDropを選択します。
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AirDropを選択 |
AirDropのモードを指定します。この例ではEveryone(すべての人)を選択しています。
転送が終わった後は、Receiving Off(受信しない)にしておいた方が良いかもしれないです。
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AirDropのモードを指定 |
これでiOS側の準備は終わりです。
Mac側の操作
ファインダーでiOSに転送する画像を選択します。
右クリックで表示されるポップアップメニューから、Share→AirDropを選択します。
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ShareからAirDropを選択 |
次のようなウィンドウが表示されるので、転送するiOS機器のアイコンをクリックします。
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アイコンをクリック |
しばらくすると、アイコンの下にSentと表示されるので、Doneボタンを押してウィンドウを閉じます。これでMacの転送操作は終わりです。
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Doneボタンで終了 |
iOS側でPhotosを起動して、Macから転送した画像が追加されているのを確認します。以上です。