InkscapeのLaTeX formula拡張で割り算を筆算で書く

2019年11月28日木曜日

Inkscape Windows

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ベクラーグラフィクス用フリーソフトのInkscapeは、EqTeXSVGというエクステンションを組み込むと、LaTeXの式をレンダリングできるようになります。
(*WindowsではTex Liveのインストールも必要です。)
EqTeXSVGで数式を書くには、inkscapeのメニューからエクステンション→レンダリング→LaTeX formula...を選択します。
Inkscapeのエクステンション選択
表示されるポップアップウィンドウにLaTeXのコマンドを入力して適用ボタンを押すと、レンダリングされたベクターグラフィクスの数式が表示されます。 例えば、\( \frac{2}{5} \)というコマンドをTaTex formula:部分に入力して適用ボタンを押すと、"2/5"がベクターグラフィクスでレンダリングされます。
分数のレンダリング
レンダリング結果
でも、小学校で習ったような筆算の形で割り算の式を書きたい場合は、少し工夫が必要になります。まず、ポップアップウィンドウの 追加パッケージ部分にlongdivisionを指定します。次に 、LaTex formula:部分に\( \longdivision{割られる数}{割る数} \)を指定します。
例えば、筆算で256÷4を表示したい場合には、LaTex formula:部分に\( \longdivision{256}{4} \)と入力しれ適用ボタンを押します。
割り算(筆算)のレンダリング
 この時、割られる数と割る数以外は何も入力する必要はありません。筆算の計算自体はInkscapeが実行してくれます。
筆算のレンダリング結果

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